懐かしい場所、懐かしい声

昨日の「拝啓、父上様」に我が青春の思い出深き場所が二つ登場した。
飯田橋で働いていた25〜33才を青春と呼べるかどうかはこの際置いておく。
(あたしゃある意味ではいまだに青春ど真ん中ですから、っていう頭の中には苺がいっぱいな独り言もセットして棚に上げておく。)

一箇所は他のドラマでもちょこちょこと使われているのでご存知の方も多いであろう「カナルカフェ」だ。
気の合う女性社員が出張で東京にいらしたときなどに、よく行ったカフェ&レストラン。
中居さんの天才ドラマシリーズ?「白い影」でも映っていて、あんときゃ興奮したもんだった…(遠い目)。

もう一箇所は東京日仏学院の中にあるレストラン(庭でお茶も飲める)。
こちらは知る人ぞ知る、といった場所で駅から離れているし大きな看板があるわけでもないので、働いていた当時数名の仲間内での隠れ家だった。
普段はチープな居酒屋でまさに’飲んじゃってーはいちゃってーなんちゃってー!’なノリで飲みまくっていた同い年4人(男女二人ずつ)が、たまにフレンチレストランで少しだけ気取ってワイン&チーズを密かに楽しむ…というのが愉快だったっけなぁ。
そこでも結局は飲みまくったわけだけども(なんせ4人でワインを8本以上空けていた)、酔っ払いも大目に見てウィンクを送ってくれるギャルソンがこれまた愉快だったっけなぁ。
その飲み仲間の一人が大将(夫・仮名)で、フレンチなんて無縁だったらしい当時の彼は「テリーヌってなんすか!」と時夫ちゃん(横山くん)みたいなことをいってたっけなぁ。
よもやあの店が映るとは。
店内ではなく庭のカフェ部分だけだったけど、十分に懐かしかった。
ドラマも良い感じだ、最初つまづきかけたけどなかなかどうしてかなり好きだ。

昨日はドラをそろそろ寝かそうか…という時刻に電話がなったので「またセールス?」と内心舌打ちしながら出ると大将で、急用かと思いきや「珍しい人と飲んでるから、ちょっとかわる」と。
数年前に名古屋に転勤した先輩の懐かしい声が聞こえてきた。
「声が変わらないなー」と言われ「声はそんなに変わりませんよー、見た目と違って」とかなんとか、少しの間ではあったが旧交を温めた。

そんなこんなで郷愁を誘われる一日であった。
拝啓…の予告直後には薬師丸さんがVVV6で「快感?」なんて言ってたし。
バブルへGO!でも観ちゃおうかしらん、ほほほ。