読んじゃった

華麗なる一族」上・中・下巻、まだドラマの最中だというのに読み終わってしまった。
大将(夫・仮名)が一気読みしていたので、ついつられてしまい…(ネタバレが嫌で読むまいと思っていたのに、私の意思のなんと薄弱なことか)。

途中で吉良上野介が引用されているのに笑ったり(自分もまんまと連想していたから)、連載小説だったために同じような言い回しが何度も出てくるんだろうなぁと余計なことを考えたりしながらだったが、概ね集中して読破。
原作は始まりも終わりも食事のシーンであるところが妙に納得のいく、長編ホームドラマギリシャ悲劇風)であったように思う。
食事の場というのは人間関係の象徴であるからして。
豪華じゃなくっても楽しい食事を、これから先も出来るだけ多くしたいもんだと自分に引き寄せて考えたりした。

んー、しかしドラマのラストはどないすんじゃろかー。
なんとなーく木村さんがあっちこっちでネタバレしとったけどなー(あのひとってば、ほんとうによくネタばらすのよぅ、そんなとこも含めてハニーなんだけどさッ☆)。
なんにせよ最後まできっちり見届けさせていただきやす!

ほぼ日のTVガイドも先ほどUPされていたので読んだでがんす。
毎度笑わせてくださってありがとうでがんす。
猪の血液型…のクダリで爆笑。

あ、読んだといえば芥川賞受賞作(ひとり日和)もサクッと。
気取りも気負いもない文章で非常に読みやすく、情景が匂いを伴って浮かんでくる作品だった。

同じ文藝春秋(07.3月号)に、元NHKワシントン支局長の手嶋龍一さんの「危機の指導者(最終回)」も掲載されていた。
内容はもとより卓越した文章力にもぐいぐいと引き込まれる。
できることならば手嶋さんのような方にこのウツクシイクニの外交をお願いしたいもんだ!

大将は「今度はハゲタカを買わなきゃな!」と張り切っていた。
すっかり見ながら読む人と化している。
そのうち‘ハケン’も原作を買ってくるんじゃあるまいか?(でもあれだけはまっていた‘のだめ’を買わなかったからそれはないか…ちょっと期待してたのに…んっ?)
HDDに録画したハケンをCMカットしながら見ていたくせに、NTTのCM(スマ・卒業式バージョン)にはすかさず反応してチェックする大将。
いくらなんでも「ごろうちゃんはまだカン○とつきあってんの?」と突然私に聞くのはやめてください、知らんがな。