周期性嘔吐症ってなに? その1

今朝、ドラ(息子・仮名)が「おなかいたい…」と元気のない様子で起きてきた。
これまでの経験上ドラのおなかいたい=う○ち、である確率は90%以上なので「とりあえずトイレに行っておいで」と言ってあたふたと朝食の支度を続けていたが、「ママーでないー」と力ない声がする。
「ならとりあえずこっちにおいでー」と呼びかけると、なんだか顔色の悪いドラがやってきた。
最近、寒暖の差が激しいからまた風邪でも引いたのか?でもオデコは冷たいし咳もしてないな…と思い「軽くでもいいからとりあえず朝ごはん食べよっか」ととりあえずを連発しつつ食卓へ促す。
パンと牛乳と野菜スープ、デザートの苺も食べて「おなかいたいの治った」とニコニコ。

おっ‘とりあえず作戦’大成功?と安心したのも束の間。
歯磨きをしているときに食べたものを全部吐いてしまった。

もともとドラは吐きやすい体質らしく、風邪を引いては吐き車に酔っては吐き食べ過ぎても吐き給食でキライなものをちょこっと食べても吐き…ということを繰り返している。
それでも吐いた後はケロっとしていることが多いのだが今朝は違った。
ぐったりとだるそうにしている。
学校は休ませ、様子を見ることにした。

しばらくは大人しく横になっていたが「やっぱり学校に行く」と起き出した。
その心意気はエライけれども無理はするもんじゃない。
「なんかおなかすいたー」と言うので(さっきおなかの中すっからかんになったもんな)、おっかなびっくりヨーグルトを食べさせたらまた吐いた。
「今日はゆっくりしとこうよ」と言い聞かせ、水分だけは摂らせないと脱水症状になるなと思い白湯を飲ませておいた。
ピタゴラスイッチ」「読み書きのツボ」(教育TV)を見て満足し、1〜2時間眠ったあとは少しすっきりした様子。

お昼は何か食べられるかな…と考えながらとりあえず白湯。
ただの白湯なのに「おいしいー」と喜んで飲んでいたドラだったが、なんとその白湯まで吐いてしまった。

こりゃ重症だよ、あかんあかん!
しかしかかりつけのS内科小児科はいまだに休診(号泣)。
聞いたところによるとS先生は脳の細い血管が切れてしまったとのことで(嗚咽)、1ヶ月はお休みなさるだろうと…(むせび泣くスミコ)。
少し遠いがT中央病院の小児科にかかるしかあるまい。
グロッキー気味なドラをとりあえずタクシーで連れて行くことにした。

続く