ドラはおさる その2

(↑からの続き)

月曜日に歯科検診に行った際のお話。
永久歯に生え変わっている途中の前歯2本に隙間が空いているのが少し気になり、先生に訊ねると「心配ありませんよ、脇の歯も永久歯になると押されてきちんとなります」と仰る。
そういうものか、と納得していたら「我々歯科医はこういう状態をみにくいアヒルの子の時期と呼んでいます」と付け足された。

そうかそうか、おさるじゃなくてみにくいアヒルの子だったかドラ。
大きくなったら白鳥になってくれるのか(絶対ならない気がするが)。

現在は息子さんには虫歯はありません、との診断で安心していたら私に虫歯があった…しばらく検診に行かなかった罰か…確かに小さな詰め物が取れたなぁとは思っていたんだけど…そこに虫歯ができていたとは…不覚である。

「ドラは虫歯がなくて良かったね」
「うん、ママはあったの?」
「そうなのよ、残念ながら…」
「ごめんね」
「へ?なんでドラが謝るの?」
「だってママの仕上げ磨きをしてあげてないから」
「ママは大人だから仕上げ磨きはいらないんだよ、虫歯になったのはママのせいなんだからドラが気にすることないよ」
「でもママはしてくれるのに」
「じゃあさ、おばあちゃんになって自分で歯磨きできなくなったらやってもらおうかな」
「ママはおばあちゃんにならないよ!」
「えっ?なるよ、人間だもん」
「おばあちゃんになってもいいけど、死なないでね!」
「う、うーん…それは難しいねぇ」
「ママがいないとドラは生きていけないもん!」

こうしてドラは冬彦さんになるのか…と木馬に乗った佐野史郎を思い出す野際スミコ(間違い)。
こんなことを言ってくれるのは今のうちだけだろうけど、ドラのためにもアンチエイジングに取り組んでみようかしらん。
心は永遠の16歳だが(断言)、身体に相当ガタがきており。
快復力の衰えを実感するサル母…とりあえずは悪いところ(喘息と虫歯)をちゃんと治療しなくちゃ。
かかりつけのS先生は4月から復帰なさるらしい、待ってます先生!

小学校の面談では「ドラくんは純情ですね、サンタさんになりたいんですってね」と先生に微笑まれた。
「ええ…お友達に笑われませんでしたか?」
「大丈夫ですよ、『ドラならいいサンタさんになれるよ!』って言われてました」

おサルの軍団、まだまだ無邪気。

スマにまつわる感想やら妄想やらはまた次回♪