あれから1年

今日はドラ(息子・仮名)の小学校の入学式。
一年経つのってどうしてこんなに早いんだろうか。

明後日は2年生最初の懇談会がある。
PTA役員決めもあるので難航するやも…私は校外指導を1年やったので多分今回は免れるとは思うが。
それよりも憂鬱なのは、Yくん(ドラのクラスメイト)の母上にちと話をせねばならないこと。
Yくんはドラともドラの親友Rくんとも仲が良くて家も近所なので、近頃は三人一緒に下校してくることが多い。
ところがこのYくんというのが、どうやら少し問題行動が多い子のようで。

以前Yくんが一緒に登下校していた子達と、小競り合いしているような光景は何度か見かけたことがあった。
結果的にYくんとその子たちは今や断絶状態のような感じで、詳しい状況は分からないけれども何かあったんだろうなと推察していた。

その何か…がだんだんと明らかになってきた。
Yくんというのは笑顔の可愛い小柄な男の子で、挨拶もちゃんとできるし大人の目から見るととてもいい子に見える。
しかし子供同士だと時として暴力的になったり、ひどい言葉を浴びせたりすることがあるようなのだ。
先週末にドラが「今日の帰りにYくんからほっぺたをバチバチ叩かれた。嫌なこともいわれた。蹴ったりもされた」と言うので驚き、詳しく聞いてみると‘なにも悪いことをしていないのに’突然叩いてきた、抗議すると蹴られて、口惜しいから蹴り返したらもっとやり返された…とのこと。
あくまでもドラの言い分ではある。

何にしろ暴力はいかんなぁと思いつつ、どんなことを言われたのかと問うと「このやろう!とか。あとはあんまりおぼえてないけどいっぱい悪口を言われた…そうだ、お母さん達がいないからやっていいんだよ、って言ってぼうりょくふるわれた」と訴えるドラ。

Rくんのお母さんに話してみると「うちもこの間、アゴに擦り傷があったからどうしたのか聞いたら‘Yくんに小石を投げられた’って言うのよ」と困り顔。

ううむ。
普段は仲良く遊んでいるようだし男の子同士だし、あまり介入しすぎるのも良くないんだろうが…これは少し行き過ぎだよなー。
そのYくんの母上、一年生最初の懇談会で「うちの子が何か悪いことをしたら、直接子供に言って下さい」と仰った御仁。

…憂鬱…。

ドラ曰く「Yくんはたまにわるい心が入ってくる」そうだ。
全人格を否定しない点はエエと思う。

…はああ…。