とっちらかっている

ドラ(息子・仮名)の学校は今日から給食スタート。
やっと昼食作りから免れた〜、給食さまさまだ。

新一年生のために今日・明日・明後日と登校指導をする。
校外指導委員としては最後のおつとめというわけだ(引継ぎを除いて)。

指導を終えて帰宅し洗濯を済ませ、いそいそと向かったのは近所の映画館。
だって水曜日だもん♪
と、給食が再開したとたん羽を伸ばしてきたのではあるが、観た映画は「麦の穂を揺らす風」。
ご覧になった方はおわかりだろうがこの映画は大変に重い。
重い、なんて表現するのが軽々しいほどに重い。

エンドロールが流れている間、救いがない、救いがない…と心の中で呻いていた。
どんな信念があろうと、武器を手にすることは救いがないことだ。
ぜんまいざむらいのおだんご剣みたいな武器があったら別だけども(突然の脱線はおそらくこれ以上心が沈み込むのを回避しようとする働き)、救いのない武器しかこの世の中には存在しないのだから。

あああー気持ちが浮上しないー。
いや、観て良かった素晴らしい映画なんだけど。
目を背けてはならない歴史。
過去に起こった真実を認めることで未来は変わる、変わってくれ。

頭の中がとっちらかったまま、とっちらかった部屋に戻る。
ドラが帰ってくる前に掃除をしようと思っていたのにすぐにPCを開いてしまった。

沖縄旅行記の続きもほったらかしだし、アイロンがけもたまっているし、そうだ明日は懇談会だ、どんなふうにYくんと母上に話をもっていこうか…。
さらにとっちらかるスミコ。

Yくんなぁ…先月ドラが‘帽子を投げられたー’と言った時には「やめてって言った?」「言ったよ!でもやめてくれなかった!そんなときはどうすればいいの?」「うーんそうか、じゃあ一度Yくんと話してみようね」となって、直接本人に事情を聞いてみたのだが。
ひたすらゴメンナサイ、と小さくなっているので「自分がされていやだなーと思うことはしないでねー、これからも仲良くしてねー」と諭した。
すると「おかあさんには言わないで!」と必死の懇願をされたんだよなぁ…。

まぁフザケていただけだろうし反省しているみたいだし、今回は母上に言うまでもないかなとはその時は私も思ったのだ。
しかしなぁ…お母さん達が見ていないからやっていいんだ、という考え方は放置しておけないからなぁ。

Yくんの逃げ道も考えとかなきゃなー。