なんくるないさ〜沖縄旅行記 その10

水族館話は続く。

ひと口にサメと言っても沢山の種類があり、人を襲うのはほんの数種の危険ザメだけらしい。
そういえば水槽の淵で無防備に昼寝していたのもサメの仲間であったようだ。
あまりに眠りこけてたまにズルっと滑ったりして、見ていて飽きなかった。
エイも妙に人懐っこい?やつがいて、何度も存在をアピールしにやってくるものでドラは「あのエイはサービス担当だね」と勝手に納得していた。
ホント水族館って楽しい。

予約した時間になったので黒潮探検コースの受付窓口へ。
定員15名で一日10回ほどやっているこの水上観覧コース、先ほどの巨大水槽を今度は真上のデッキから見せてくれるというスペシャルプランなのだ、うっしっし。
パンフレットは良く見てみるもんだねぇ三日月くん。

そう長い時間ではなかったが、デッキから見る風景はまた一味も二味も違っていて興味深く、外気を吸いながらジンベエの背中をたっぷり観察できたことは貴重な経験であった。

十二分に水族館を味わい、出口にある土産物屋でドラにせがまれて小さいイルカのぬいぐるみを一つ購入し、お次はイルカやウミガメやらマナティやらのいる水族館周辺の施設へ。
13時を悠に過ぎて陽射しは強さを増し、気温も上昇。
誰だ沖縄の3月は上着が必要だって言ったのは〜!
暑いっすよ、夏っすよ、海にだって入れる勢いっすよ!

イルカの観察会をなんとか見終えて、とにかく喉の渇きを潤そうと近くのスナックコーナーに寄る。
ビール!と言いたいところだがこの後に運転が待っている大将の前でそれは酷だろう、我慢我慢。
パッションフルーツのジュースで生き返る。

オキちゃん劇場(イルカショー)を見ながらドラは買ったばかりのイルカ(名前はちゅらくん)に話しかけている。
「すごいねー、ちゅらくんも訓練しなくちゃねー、家に帰ったら仲間もいるからねー」
(家には鴨川シーワールドで買ったでっかい‘いるかちゃん’と、品川アクアスタジアムで買った中位のサイズの‘スマッピー’が既にいる。)

「なぁ…普通男の子ってこんなにぬいぐるみで遊ぶか?」とそっと疑問を投げかける大将。
さぁ?あたしゃようわからんがお魚クッションに埋もれて眠る34歳男子もいるらしいよ…とは言わないでおいた。おほほ。

ウミガメ館マナティ館と巡り、周辺施設も大満喫。
ドラが「マナティってパパみたいー♪」と喜んでいた。

続く