いろんなものをみています

先週、近所のパルコで「リトル・ミス・サンシャイン」を観た。
木皿泉さんとかクドカンとかがお好きな方なら、まず間違いなくこの映画にも惚れると思う。
それぞれの事情を抱え冴えない日常を送る家族6人が、子供(7歳の女の子)をミスコン決勝戦に出場させるべく一台の車で旅に出る。
ロードムービーでもありホームドラマでもあるのだが、いけ好かないジジイ(敢えて乱暴な表現をさせていただく)がふいに心に届く言葉を口にしたり、爆笑の場面が続いたりブラックなセンスにくすっときたり、かと思えば笑いながら泣かされたり。
脚本の見事さと役者さんたちの巧さに、ホント観てよかった!と満足感が胸いっぱいに広がりホシみっつですっ。

日曜は久しぶりに観劇(コクーンにて矢代静一作「写楽考」)。
出演は堤真一高橋克実長塚圭史キムラ緑子七瀬なつみ西岡徳馬
長塚さんが良かった!
安定感抜群の舞台俳優さんばかりだったが、他の5人が江戸時代の活気や猥雑さや豊かな色彩や、緩さ・逞しさ・歪みなどを身にまとう中、一人だけピンと張り詰めた異質な空気に包まれていて目を引いた。
ちょうど浮世絵の黒刷り(背景の黒)が醸し出す効果だったように感じる。
声と姿勢(長身でスリムな上に背筋が感動的なほど真っ直ぐ!)も冷徹な役柄にピッタリだった。

余談だが客席にもたいまさこ小林聡美ペアがいらしていて!
開演前にテンションが上がりすぎて頭がボーっとしてしまった。

TVでは、色々取り混ぜて見ている…つーか見過ぎー!
とりあえず初回はあれこれ見てみたドラマだったが。
結局今期はサラリーマンNEOセクシーボイスアンドロボ時効警察、特急田中3号、そして大河…くらいだな(十分だっ)。
大将(夫・仮名)は原作ファンなので(少女漫画なのに)、生徒諸君!も録画して視聴続行するらしい。
日曜9時の冗談じゃない!も(大竹しのぶに魅入られて)外せないらしい。
そんなに見られるのか本当に?

日曜のしんつよ特番は期待に違わぬ可愛らしさであった。
編集して保存RAMに(ついでに大リーグ観戦する野球小僧もちょこっと)。
昨日のスマスマといえばろくろの王国!
5人並んで作業してる絵だけであたしゃ春を感じるよー。
いや、夏かなー。
ライブのお知らせまだかなー。
6月には吾郎ちゃんの舞台が観られる〜♪
そうこうするうちにきっと夏だわ、ライブだわっ!(言霊言霊)