なんくるないさ〜沖縄旅行記 その11

30日夕方。

水族館の駐車場を出て、小腹が空いているのでドライブしながら適当な店を探す。
ドラが「あれは何?」と不思議がって指差したのは沖縄独特のお墓。
一つずつがゆったりとした造りで、なんだか明るい雰囲気に見えるのは旅行者の目線だからなんだろうか。

少し走ると海産物などを扱う土産物屋兼食堂があった。
海ぶどうが食べたくてたまらなかったスミコの独断と偏見でGO。
それにしても海ぶどう丼というものがあるとは知らなんだー。
たっぷりの海ぶどうがプチプチしてほんに美味しかったー。

併設された土産物屋でさらに海ぶどうを購入。
まだブラックまさひろ(泡盛)もオリオンビールもたっぷりあるから、今夜は部屋で宴会だなと話はついていたので(こういう場合はドラの意見にゃ聞く耳もたない非道な両親)、スーパーにも寄ってうきうき物色する。
沖縄ならではの味を…とミミガーやら豆腐ようやらポーク卵やらゴーヤちゃんぷるーやらを見繕い、その他にも肴になりそうなもの・ドラも食べられそうなものを色々と買い込んだ。

ホテルに戻り大浴場・さんごの湯でひとっ風呂浴びて(ここは温泉ではないがミネラル豊富ですべすべの湯であった〜天晴れ!)、宴会の準備は万端である。
今夜も世界水泳を見ちゃうのである、マーメイドプリンスが待っているのである(待ってない待ってない)、ゴロちゃんと一緒に北島を応援しちゃうのである。
ハンセンが体調不良でいなかったとはいえ、立派な優勝で良かった良かった!そしてまた乾杯(フィギュアでもシンクロでも酒が飲めるぞー、なんでもいいから酒が飲めるぞー)。
盛り上がっている酒飲み父母とは一線を画すように、ドラはちゅらくんとひそひそ話をしている。
「ねぇねぇ、ドラも大きくなったらおさけのむのかなー」
ちゅらくんの答はなんだったのかなー。

31日朝。
バイキングの朝食で力をつけてから、前日に予約したホテルのマリンプログラム「高速水中観察船・ピアザワン」に乗る。
生憎少し曇り空だったので海の透明度はいまひとつであったが、それでも十分にテーブルサンゴや熱帯魚を観察できて楽しかった。

翌日のフライトは8時過ぎと早いので、この日が事実上の旅行最終日みたいなものである。
チェックアウトして向かったのは、沖縄本島最北端にある辺戸岬。
少しずつ晴れ間が広がって、気ままで快適な海沿いのドライブが始まった。

続く