なんくるないさ〜沖縄旅行記 その15

31日夜

お風呂での顛末はあったものの、せっかくの旅、気持ちを引きずっては自分がソンするだけなので。

風呂上りのビールでプハーッと忘れることにした。
こういうとき、お酒は有難いわーと思うスミコである。
あっという間になんくるないさ〜なんでんよかよか〜な気分になるである、単細胞バンザイなのである。
同じく長湯した大将&ドラも(男湯はマナーの悪いお客はいなかったらしい)、機嫌よく湯上りのビール&牛乳を飲み寛いでいる、うむくるしゅうない。

では夕食を!いざ沖縄最後の晩餐を!と空腹三人組は色めきたった。
ホテルのわりと近くに美味しそうなステーキ屋さんもあったのだが、これ以上の運転は酷だろうと思い(ビールも飲んだし…ってそれが一番の理由のはずだっ!)、ホテルのレストラン「むるぶし」で手を打つことにした。

琉球篭膳」をオーダーしたスミコ、大当たり。
ドラはビーフカレーセットをパクパク、これも手堅くヒット。
頭のどこかにステーキを引きずったままの大将だけは、いまひとつ納得できない様子で…ご愁傷様。
何事もすっぱり気分を変えることが肝要かと。
この後、物足りなくて売店に行った大将だったがめぼしいものはなかったらしく。
仕方なくカラムーチョやらするめやらを買ってきて、残っていた「ブラックまさひろ」と共にオトコの哀愁を漂わせながら部屋飲みしておった。

ま、明日空港で美味しい沖縄そばを食べようよ!と励まして就寝。

1日朝

6時過ぎにチェックアウトし、那覇空港近くのマツダレンタカーにナビ設定。
順調に辿り着き、そこからはタクシーを拾う計画だったのであるが嬉しい誤算が。
マツダレンタカーは8時からの営業で無人返却だったはずなのに、若いお兄さんがひとり待機して下さっていた。
そして「このままこのお車にどうぞ、空港までお送りします」とのお申し出をして下さったのだ!

ただでさえ軽くんには3日間たっぷり(低料金で!)お世話になったというのに、これ以上のご厚意があるだろうか。
空港までは近いとはいえ、子供がいて大きな荷物もある身には車を乗り換えずに済むのはとてつもなく有難いことだ。

マツダさん、おかげさまで旅の最後にとても心が潤いました!感謝します!

荷物を預け念願の沖縄そば(空港価格、笑)を食べて、那覇空港を後にした。

かくして沖縄旅行は終わった。
きっとまたいつの日か〜、沖縄!