新年明けましておめでとうございます。その2

かくしてお風呂総入れ替えの決行は8日と決まり、朝から再び待ちの体勢に。
あの古い浴槽の後ろは掃除のしようもなく長年放置してあったのだから、一体どんなことになっているのやら…などと想像しながら、玄関・廊下・洗面所などを作業しやすいよう片付けて待つ。
何しろ無理を言って8日にしてもらったので、時間指定はできなかったわけで。
今日中に来てくださるならいつでもようございますよ、と腰を低くして待つ。

工事の方がやってきたのはそれでも正午を少し過ぎた頃で、思ったよりも早いわ♪と満面の笑みで出迎えた。
年代物の重たい風呂をすべて撤去するのは、いくら専門の方とはいえ骨の折れる作業だろう。
素人がそばにいても邪魔なだけなので、居間でじっと待つ。
数時間後、大汗をかいて浴槽を運び出してくださったあとをそっと覗いたら、まーこれがあーた、積年の汚れが曝け出されて凄い有様。

流石はプロ、埋もれていた壁にも床にも強力カビキラーがたっぷりと噴霧してあった。
少し時間を置いて洗い流して(素人スミコも若干手伝いました)、いよいよ新しい浴槽が登場。

それはまるで、ポッチャン式からウォッシュレットに変わったかのような変身ぶり。(何故トイレで喩える…)
大家さんのご厚意で最新式の浴槽を納品して頂いたらしく…有難や有難や!
夕方にはすべての作業が終わり、バスルームに残ったのはピカピカのお風呂と強烈なカビキラーの匂い。
以前の浴槽より浅く広くなったので、入りやすいことこの上なし。
難点はずっと換気をしていたのに抜けない匂いだけだが、それも明日には気にならなくなるだろう…と思っていたのだが。

異常に臭覚が発達しているのか、私は翌日も匂いが頭に突き刺さるようであった。
大将とドラは匂いなど気にも留めず、新しいね〜広いね〜気持ちいいね〜と浮かれまくっていた。
そんなこんなで9日はグロッキースミコとなり(多分年末年始の疲れがどっと出たのもあったのだろう)、録りだめたスマ番組なども見られず。
10日になってやっと紅白を通してみることができた。
晦日気分を味わうために、早送りを極力せずにじっくりと。
おかげさまでようやく、私の2007年が終わった気がするわけで。

本日「明けましておめでとうございます」と書くのはあまりに遅すぎるのですけれども、心からのご挨拶なのであります。

しつこく続く