おめでとう その1

今日は慎吾の、明日はドラ(息子・仮名)の誕生日。おめでとう。
ドラマ(薔薇のない花屋)でのパパ姿がなんだかとっても素敵な31歳に、今年は生で逢えますようにー。

明日8歳になる我が息子、なんと一昨日生まれて初めて正式な‘賞状’を持って帰ってきた。
夏休みの宿題として提出した読書感想文が、県のコンクールに出品されていたようで(その意識がまったくなかった親っちゅーのもどんなもんじゃろか…)、そこで「佳作」を頂けたのだ。

一昨日の朝、全校朝会で突然名前を呼ばれて表彰されたという。
帰宅するなり「ビックリニュース!今日ね、ぱにぱにパニックだったんだよ!ひとりだけで、二年ぶりだったんだってよ!」と、主語は抜けるわ順序はグチャグチャだわ…な報告をするドラであった。
しばらく話を聞き、質問もしてやっと状況が理解できた。
どうやらそのコンクールに入賞した生徒はF小学校ではドラだけ、それも二年ぶりの受賞となったらしい。

そりゃーぱにぱにパニック(ドラ語録?)になるのも無理もない。
思いもよらないご褒美だが、全校児童・職員の前で表彰されるだなんてさぞ照れくさいやら晴れがましいやらだったろう。

興奮冷めやらぬドラが「すごい?ねぇすごいこと?」と頬を紅潮させて聞く。

私「すごいよ、良かったね!」
ド「でもね、すごいことがもうひとつあるんだよ!」
私「え?何?」
ド「この筒あるでしょ!」(表彰状や卒業証書を入れる筒のこと)
私「うんうん」
ド「これ、タダで貰えたんだよ!」
私「…(絶句)」
ド「しかも、知ってる?この筒はね、ラップの芯で出来てるんだよ!」
私「…(更に絶句)」

えーと、ドラくんよ。
君、色々間違ってる気がするよ。

まぁそんなことはどうでもええんですが。
ともかく嬉しいもんでやんすね、子供が褒められるのは自分が褒められるより嬉しいんだなーと実感。

最近の夏休みの宿題はかなり少ないと思う。
私が子供の頃は、夏休みといえば絵日記を毎日書いたし、感想文や絵はそれぞれ必須で、その他にドリルやプリントや自由研究などがあって、毎年四苦八苦していた記憶がある。
ドラの学校なんざ、絵日記はたったの2枚だしプリントは数枚、絵または感想文または自由研究のうちどれか一つをやればいいというのだから、呆れるほどの「ゆとり」ぶり。
その中では、読書感想文は骨の折れる宿題だった。

続く