泣いたり笑ったり怒ったり笑ったり その3

ドラと学校といえば先週の金曜は授業参観&懇談会であった。
2年生最後の授業参観は算数で、色々と感慨深かった。

思い返せば一年生最初の授業参観は、担任のO先生はガッチガチに緊張しておられたし子供たちはまさにサル山のサルだった。
その後の懇談会で、新任のO先生に対して厳しすぎる苦言(というか上から目線のクレーム)を呈する保護者が数名いて先が思いやられたっけ。

しかし回数を重ねるごとに、O先生は落ち着きと自信を増していかれたように思う。
2年間クラス替えも担任の変更もなかったことが、このクラスにはとても強くプラスに作用したのだろう。
おサルな部分は残っている子供たちでも、授業中はきちんと集中していたし発言もしっかりできるし、子供たち自身の成長にも感動したが先生の教え方も唸るほど良かった。
こんな授業を受けていたら、私だって算数が好きになったかもしれないと思った程だ。
資質もあろうけれども、やはりご努力の賜物だろう。
もうすぐO先生が担任でなくなってしまうことが本当に残念だ。

金曜の懇談会が時間短縮されなければ、きちんとお礼を申し上げられたのに。
まぁ改めての機会もあるか…。
ところでなぜ懇談会が短くなったか、というのが問題で。

実は先週、千葉県の小学生を持つ保護者は由々しき事態に見舞われていたのだ。
インターネット(2ちゃんねる)に「2月15日千葉県の小学生を殺しちゃいます」という書き込みがなされて、学校からも警察からも注意喚起の知らせが届いた。
真偽のほどは不明としながらも何らかの対応はせねばならず、ちょうど15日は参観日だったF小学校では急遽「引渡し訓練」も行われることになったのだ。

結局その前日(14日)に書き込みをした不届き者(イタズラだったと供述)が逮捕され、事なきを得た。
でも物騒な事件が多い昨今なので、予定通り引渡し訓練があって懇談会短縮となったわけだ。
まったく腹立たしい。

こんな話題で日記を〆るのも癪なので、笑えた小ネタ(ネタ?)をひとつ。

土曜の朝「ちりとてちん」を見ながら朝ご飯を食べていたドラ。
普段は学校があるので殆ど見ていないくせに、食い入るように画面に見入っていた。
見終わって涙を拭いている私の横でこんなことを。

「あークギヅケになっちゃった!だってこんないいドラマ!」

体言止め&物凄い詠嘆口調に、思わず噴出してしまうスミコであった。