菌と謹 その1

先週土曜に突然ドラ(息子・仮名)が39度の高熱を出した。
日曜になっても熱が下がらず、月曜朝イチでかかりつけの小児科へ。
溶連菌感染症」との診断で、抗生物質などを処方されその日は学校を休んだ。
ようれんきん、というのは幼児〜学童がよくかかる細菌でその昔は「猩紅熱」と言われ恐れられていたらしい。
よく効く抗生物質ができて良かった良かった。
ついでに私も喉が痛かったので薬を出してもらい安心安心。

と思っていたら翌日、けろっとしているドラの横で私が39度の発熱。
這うようにして病院に行く。
「風邪薬と抗生物質を昨日から飲んでいるのにこんなに高熱とは…」と先生が首をひねる。
血液検査をしてもらって帰宅、ひたすら寝る。

水曜日に結果が出た。
「やっぱりお母さんも溶連菌ですね、白血球が増加してます」

…大人でもかかるんですね?
…っつーか、大人の方が重症になるの?

まぁ色々あったからなぁ最近。
母の急死、夫の事故、子供のこと、その他にも。
免疫力が落ちていたんだろうか。

そして木曜日。
ちょっと快復してきたかなと思っていた朝。

タイホってなに?
今日はエイプリルフールだっけ?
なにがどうしてどうなっちゃってるの?

少しずつ見えてきたタイホの状況に唸る。
やっちまったか。
バカだなホントに。
なんで家に帰らないんだよ。
でもどーしてタイホまでされるんだよぉ。

少しずつ伝わる詳細にちょっと笑ったりもしてしまい。
すいません。
でも『ベンチででんぐり返り』とか…(笑えないっすか?)
いや、ほんとすいません。
バカなんです、あの子バカなんです。
でもバカだけど、大バカだけど、いい子なんです。
各方面に御迷惑をかけて本当にすいません。
できることなら穴埋めしたいくらいです(できないことはわかってますけど)。

なぜかどんどん「親化」していくバカヲタが一匹…。

とにかく謹慎して、しっかり反省して、出直して下さい。
今はそう願うしかない。

…しかし色んなことのあるグループだ、まったく。

「大変だね」と言う大将(夫・仮名)に「どうも私は実生活以外でも、色々しでかす人たちと縁があるらしいよ」とシニカルに返答した。
大将はTVに向かって「すまっぷぅ〜、すまっぷぅ〜」と狩野英孝口調で呼びかけておった、まるで仲間を呼ぶように。

ここにもバカが一匹…。

続く(けど、蛇足)