温かい大寒と冴えない誕生日

昨日は大寒だってのに春の陽気だった。
ついでに昨日は誕生日だってのに冴えない体調だった。
19日夜から突然のげーげーぴーぴー(尾籠な話でスミマセン)、寒くもないのにコタツで震える誕生日っていったい…。

ウィルスなんだか食中りなんだか原因は不明だが、今日はもう大丈夫なので何かに中ったんだろうな…やっぱり大将(夫・仮名)が何日か前に直箸でつまんだらしきキムチかしらん(家族を病原菌扱いする悪妻スミコ)。

具合が悪くてもドラ(息子・仮名)の習い事(ピアノ)の送り迎えだけはしなければならないので、気合いを入れて夕方から始動。

レッスンから帰る途中、ドラが誕生日プレゼントの手袋を買ってくれた。
ドラにとっては大盤振る舞いである。
嬉しいやら申し訳ないやらで「ありがとう、大事にしてずーっと使うね!おばあちゃんになってもこの手袋をするね」と言うと「うん!じゃあこれをママの形見にするから!」と答えるドラ。
…ううむ。

夕飯を作る気力がなくて、前日の煮物とスープにお惣菜でごまかす。
ドラはバクバク食べていたが私は食欲がほとんどわかず。
大将から「ワインでも買って帰ろうか?」と電話が来たが、残念ながらとてもそんな状態ではなく、ドラの誕生祝いと合同でまた今度…ということに。

しかし早寝したら今朝は食欲が戻っていたので、ホッとしたようなちょっとがっかりしたような…(そんなダイエットは不健康やでー)。

24日は亡くなった母の誕生日である。
もう今年は「おめでとう」の電話をかけられないんだなぁと思うと淋しさがつのる。
昨日、ドラマ「曲げられない女」を見ていたら主人公(菅野美穂)の元に郷里の母親から宅配便が届くシーンがあった。
なんでもないシーンだったのにふいに涙が出た。
細々と色んなものを詰め込んだ母からの宅急便が懐かしかったからだ。
時には「こんなものいらないのに…」と迷惑にさえ思ったおくりもの。
(実際、賞味期限切れのカレールーとかまで紛れいていて困ったんですけどね…あとまったく趣味の合わない小物類とか、隙間をなくすために入れたと思しき大量のティッシュとか。)

宅急便そのものよりも、それが無事に届いたよ…と知らせる電話をかけることの方が憂鬱だったことも思い出す。
本当に色々あった。
未だに整理できずにいる自分の混沌とした気持ちに、いい加減しっかり向き合わなきゃな。