KYってなんだろう

なんか道徳の授業みたいなタイトル。

最近巷に溢れているKY(空気読めない)という言葉、小学生の間でも蔓延しているらしい。
どんな状況でそれが使われるのかは、その場にいるわけではないのでハッキリわからないのだけど。

要は、うちのドラ(息子・仮名)が学校でよくそう言われる…そしてその言葉に少なからず傷ついている、ということが本日のテーマ。
(また道徳っぽくなってるよ。)

授業参観でドラの姿を見るたびに、親としても正直ちらっとそう感じる点がある。
猛烈な発言魔なのだ。
自分が「わかったこと」「感じたこと」「疑問に思うこと」「違うと思うこと」「確かにそうだと思うこと」などを、とにかく口に出したいタイプ…なのである。
良く言えば明瞭活発、悪く言えば思慮不足(苦笑)。

担任の先生は「快活で正義感が強くて、リアクションがいいし指摘も的確なので授業がとっても進めやすくなるんですよ」と満開の笑顔で仰って下さったが、母親としては「ちょっとうるさすぎるんじゃないか、目立ち過ぎているんじゃないか」と冷や冷やものだった(私自身は空気を読み過ぎる性質だから殊にそう感じるのだろう)。

多分そんな授業態度だけが原因ではないのだろうが、ドラの身近にいる男子たちの何人かは明らかにドラの言動を面白くないと感じていて、事あるたびに?ドラを「KY!」と呼び、つい先日は「やっぱりKY線がある!」と湧いたらしい。
(KY線ってのは手相のことのようで、年末にTVでやっていた…と、とある男子が言い出したのだとか。そういえばいいとも特大号でそんなこと言ってたような?爆笑太田にKY線があるとかなんとか。ちゃんと見ていなかったのでよく覚えていないけど。)

思慮不足ではあっても感受性は豊か(と思っている親馬鹿ですいません)なドラは、その言葉をボディーブローのようにくらう毎日が「ストレスたまる」と言う。

それでも今日も元気に学校に行った。
あっぱれである。
親馬鹿だろうが言ってやる。
あっぱれだ、ドラ。
KYが何だ。
私は太田が大好きだ!(そういう問題じゃ…。)

しかし、小心者で空気ばっかり読んで生きてきた母は心配なのである。
この先、どんな風にアドバイスしてやるのがいいんだろうか。

諸先輩方、教えてくださいー(泣)。

次回は「ユートピアの喪失」(予定)

(マジ道徳の時間っすか?)