いまどきの10さい

昨日、ものすごく久しぶりに我が家にお客人があった。
十歳の子供たち三人。
ひらたくいえばドラ(息子・仮名)のクラスメートである。

それも男子三人ではなく、女子二人&男子一人でドラを含めれば2対2だ、ダブルデートか君たち!

な〜んて一瞬「母ちゃん」であることを忘れ野次馬根性で4人を観察しそうになったが、そんなあけすけなことはしちゃなるまいよ…と思いなおし、こっそり観察(同じことやんけ!)。

面白い年頃でんなぁ、10歳ちゅうのは。
話のほとんどが、誰ちゃんは誰クンが好き、誰クンはどうなんだろ?とか、あの子たちは別れたんだよ(!!)とか、好きの嫌いの興味ないのうそうそ絶対うそー、とかそんな類のこと。

異性を異性として意識して、だけどまだ犬っころみたいに一緒に転がりながら遊べる年代…なんだろうか。

イマドキの子供たちらしくゲームも持参して来たが(あのトモコレとかいうやつ?)、それで遊んでいる時間はたいしてなくてドラの電子ピアノで滅茶苦茶な曲を弾いてふざけたり、ドラの机の秘密を暴こうとしたり(大した秘密はありゃせんのだが、長年書きためている「魚くん」シリーズ&コツコツ作っている「オリジナル電車モデル図鑑」を見られるのが恥ずかしかったようで、ドラが隠すもんだから三人がムキになって机荒らしを、笑)、近所の公園で鬼ごっこをしに行ったり、また帰ってきてお菓子をつまんだり。

そばに「よそのおかーさん」がいるからって、別段遠慮もしないしお澄ましすることもないギリギリの年齢なのかもしれない。
そのへんは個人差が大きいんだろうけど。

要するにとっても無邪気。
たぶんこういう子たちだからドラと気が合うのかも?と思った。

「(公園には)Rくん(クラスの学級委員)とかいるぜ、きっと」とドラが外に行く提案をしたとき、女の子の一人が「えー、わたしRくん苦手…。○○(ドラの下の名前を呼び捨て)だったら安心してなんでも喋れるんだけど…」と言っていた。
家政婦は見ていた(ちゃうちゃう…)。

安心して何でも喋れる!

「男子」として意識せず、女の子同士みたいな感覚でOK!というぐらいの意味なんだろうけど、親からしてみれば思わぬほめ言葉を頂いたようでふわっと嬉しかった。

それにしても台風みたいな小さなお客人3名であった。
遊んでくれてありがとね。