三月は去る

今日は離任式だった。
ドラ(息子・仮名)の担任のK先生が転任なさるので私も式の末席にお邪魔してきた。
いつもキビキビと明るく叱るべき時にはきっちりと叱ってくださり、生徒の美点を発見して細やかに褒めてくださる素敵な先生だった。
有難うございました!

保健室の先生(養護教諭と書くべきなのだが、そんな響きでは彼女の温かさが感じられないから敢えて「保健室の先生」で)、T先生も今回異動なさることに。

年若く可愛らしいT先生を、私はとても尊敬していた。
少し話しただけでもわかる深い慈しみの心を、彼女は常に子供たちにも保護者にも向けてくださった。
有難うございました!

「先生」といってもいろんな方がおられるが、少なくともこのお二人の先生のような方々に出会えたことは、親子共々ひたすら感謝!である。

しかしドラはといえば、いたってけろっとしたもんである。
「新しい保健室の先生、オバチャンかなぁ」なんて余計な心配だけしておる。
まったく男子ってやつは…。

先日はチャリで元気に遊びに出かけ、10分後に近所の交番から「お子さんが自転車で転んで怪我をしたのですぐに来てください」なんぞという電話が。
ビビりまくって迎えに行くと手を擦りむいただけでピンピンしていた…が、自転車の後輪がぐにゃり。

どんな転び方をしとんねん。
まぁ身体が無事だったし、他の人を巻き込むことがなくてよかったけど。

「前に教室で転んで歯を折ったから、今回はちゃんと手をついたんだ!」と何故か胸を張るドラであった。
まったく男子ってやつは…。

洗濯機の回る音にじーっと耳を澄ませて「ねぇ、ふかがわーめし!深川飯!って言ってるよ」と言ってみたり「今日はあずーき!小豆!だってさ」とレポートしたり。

春休みプール短期教室では、練習の合間にちらっと私のほうを見てフィギュアのアピールみたいなことをするおバカである。
(たぶん高橋大ちゃんの「道」にかぶれているのだ、似ても似つかないけど。大ちゃん&マオー、世界フィギュア金メダルおめでとう!←こんなドサクサで言いたくなかったんだがつい行き掛かり上…。早くエキシビが見たい〜♪即席金メダルペアのスローシングルジャンプ♪)

おバカなドラももうすぐ5年生。
新しい先生と新しいクラスが、よき出会いとなりますように。