デビューの日

今日は始業式。
ドラ(息子・仮名)はピカピカの?5年生になり、私は朝、東京FMを聞きながら朝食の支度をする日常が戻ってきた。

おはスマお当番はちよし。
4月5日はデビューの日、なんだそうだ。
それを聞いてすかさずドラが「うん、おれ五年生デビュー!」と頷く。
…ま、ちげえねぇ。

春休み直前にドラのヤマハ発表会&コナミ体操競技会があったので、その練習に通うのが結構ハードだった。
しかし頑張っただけのことはあり、両方とも楽しんで参加できていたから良うござった。
3月後半にはプール短期教室に行き、背泳ぎ(の前の背面キック12.5m)初級に合格。
まずまず、実り多き春だったのではなかろうか。

そんなドラが今はまっているものといえば、龍馬伝である。
10歳にして初めて大河ドラマをちゃんと見ており、どこまで理解しているのかはわからんがそれなりに面白いと思っている様子。
家の中でもしょっちゅう土佐弁もどきで話しかけてくる。
まさに「龍馬気取りか!」(ってなCMもありました)、やっぱり主人公の龍馬に惹かれとるんやね〜、と思いきや。

ドラの心を鷲掴みにしたのは吉田東洋であった…渋っ!
東洋VS武市のシーン(ドラなりにアレンジ)を何十回と独り芝居する10歳児もそうはおるまいて。

先日テレ東でやっていた「パコと魔法の絵本」を録画しておいたので、一緒に観てみたらこれがまたドラのドストライクで。
もともと中島哲也ワールドが大好きな私には勿論すごーく楽しめる映画だったけど、ドラもあそこまではまるとは…。

「男はコーヒー、女はミルク、混ぜて混ざってオカマはカフェオレ!」という(國村隼さんの)台詞が一番のツボだったようで、これを聞いたドラの喜びようと言ったらなかった。
一体何がそんなに10歳男子の心を刺激したのか。
よーわからんが、まぁ同じものを見て愉快に思えるというのは幸せだなぁと思ったりする加山雄三的スミコであった。

さて、私にもデビューの日が近づいてきたのかどうか。
昨日やっとこさ面接までこぎつけた職場がひとつ。
とりあえず一次試験パス…という連絡を受け、今日の夕方二次試験(のようなもの)に挑む。

様々な意味でドキドキ。
昨日面接に向かう前、ドラから「緊張なんかしないでいいよ〜、落ち着いてやってきてごらん」とどっちが親だかわからんアドバイスをされた。

は、はい。
今日も頑張ります。