教訓 その1

のっけからナンですが、‘チャンスは前髪を掴め’という教訓はよく知られていると思う。
この春、私は個人的に次の教訓を心に刻んだ。

「チャンスは前髪を掴んだくらいで安心するな」

…まったく、なにがなんだか。

水曜日に「採用が決まった」と書いたばかりだが、急転直下「やっぱり不採用!」という連絡が来てしまったでござるよ…。

ざっとした経緯はこんな感じ↓だ。

面接を受けた日曜のうちに一次合格となり、翌月曜に二次試験(職場見学のようなもの)。
見学の感想を月曜夜に採用本部から電話取材され、火曜夕方には「ぜひ貴女に来ていただきたいと思います」という事実上の採用通知を受ける。
さらに「研修があるので、都合の悪い日程を本日中にfaxで送ってください」とのことだったので、急ぎ4月の予定を書き入れ送信。
翌水曜に「では明日14時から18時まで研修をいたします。その後の予定は本部から職場にfaxを入れますね」と電話があった。

しかるに木曜日、午後から初研修!と身が引き締まり始めた頃に、また一本の電話が入った。
曰く「都合の悪い日時が多く、研修の日程が組みにくい」「こちらとしては急いで研修しなければならないのでこの日程では難しい」「とりあえず本日の研修は保留とし、夕方また連絡する」

ほぼ一方的な申し出だった。
あまりの豹変?ぶりにあっけにとられ、「採用が決まったというのは私の早とちりか?」「都合の悪い日を教えてくれとは言われたが、研修の詳細(いつまでにどの程度の日数が必要なのか)は聞いていない」「そもそも、学校行事の場合と習い事の送り迎えで水曜夕方は都合が悪いということは面接時に話してあり、そこはクリアされていたのではなかったのか」などという疑問が頭に沸いてきたのは電話を切った後だった…。

ほんっとに、反射神経が鈍い…(すすり泣き)。

日曜から続いていたある種の緊張がプツンと切れてしまい、まったくキツネにつままれたような状態で夕方まで過ごす。

果たして「今回はご縁がなかったということで…」という決まり文句で、不採用の烙印を押されたっつー、ね。

あくまでも私の主観で書いた経緯だし、勿論こちらにも落ち度はある。
落ち着いてよくよく考えれば、本当に縁がなかったのだとしか言いようがない。

続く