色々あった一週間 その2

(その1からの続き)

熱と吐き気でグッタリしているドラと、看病に大わらわな私をしり目に鷹揚な態度の大将を一変させた出来事が。

それは悪質な電話営業であった。
実はこの数カ月、大将宛てに相当な数の各種セールス?電話が来るようになっていたのだが、大概は私が出るので「夫なら留守です」と言うとガチャっと電話を切られていた…という経緯が。
いつも正体不明(というか個人名しか名乗らないのだ彼奴等は…しかも絶対本名じゃない気がする)で、ともかく嫌な喋り方なのが特徴。
あまりに感じが悪いのでついムカついてしまうが、ぐっとこらえて冷静に対応していた。

しかしこの日は、ドラの具合が悪い上に自分の体調も思わしくなくて(小児科の先生にはたぶんお母さんも軽くかかっているんでしょうと言われていた)、家にいた大将にその電話を繋いでしまったのがアカンかった…。

受話器を受け取るなりみるみる不機嫌になる大将。
そりゃあんな横柄な喋り方をされたら誰だって不愉快になる。
しかしだ、大将。
大人なんだから…と私は言いたいよ(嘆)。
売り言葉に買い言葉でどんどんエスカレートしていくのがわかり、ハラハラしていたがついに相手が脅しはじめた(号泣)。
なんかしらんが、うちに来るとかタダじゃすまないとか○○を送りつけてやる!とかヤクザな台詞が漏れ聞こえてくる。
やめときゃいいのに大将も応戦している…ついに空いている片手で携帯を取り出し警察に電話しながら、なおも応戦…。
ご存知の通り警察はこんな場合不介入なんであります、実被害があったわけではないから。
しかしあまりにそういった電話が多いなら番号を変えたらどうでしょうかとアドバイスをしてくれたらしい。
その間、そのヤクザっぽい迷惑電話は途中で切っても何度でもかけてくるので(ひどい粘着質!)、電源コードをひっこ抜いた。

頭に血が上ったままの大将は即、電話番号を変更する!と問い合わせをしている。
NTTのおねーさんにまでつっかかっているので見かねて私が替わった(ったく!)。

番号を変えたら面倒くさいこともあるんだろうけど、もういいや!と開き直ってサクサク手続きをした。

というわけで、自宅の電話番号が変わりましたが携帯はそのままですので、こちらを読まれている友人知人の皆さま、よろしくお願いいたします。

はー、思い出すだけで疲れるよ…。

その3へ続く