私が巫女さんになっても その14

今年のトロッコ曲「Secret Summer」は弾けて明るい歌で、これを歌いながらスタンドに向かって笑顔で手を振る5人にうってつけ。

スマコンの度に思うこと。
何度も書いていることだけど、やっぱり彼らは魔法使いだということ。
5万人を笑顔にする。
5万人に美しい景色を見せてくれる。
特にこの、前方ステージから後方ステージへと移動するトロッコでそれを実感する。
彼らが近くに来てくれる…となったときのスタンドのあの興奮。
湧き上がる歓声、笑顔、5人の名前を呼ぶ声、笑顔、スマ愛を叫ぶ声、笑顔…。
そこにむかって、振り切れんばかりに手を振り続けるひとたち。
そこにむかって、こぼれんばかりの笑顔を向け続けるひとたち。

彼らの指の先から、笑う口元から、キラキラ笑う瞳から、魔法の粉が惜しげもなくふりまかれる。
しあわせでしあわせでしあわせな、まほうのこな。
ふれたらたちどころにしあわせになる、まほうのこな。

今年は珍しく3回ともアリーナで(どうしたことか!)、だから5人の後ろ姿ごしにスタンド全体(その魔法のかかりっぷり)を堪能させていただきました。
ディズニー映画の「ファンタジア」みたいだったな…。

いつもTVで見ている人たちが、とてもとても近くにいる。
なのに、生で見る彼らは圧倒的に遠い存在でもある。
あの人たちは、到底この世のものではないと感じるから。
それなのに、この世に舞い降りてくれた奇跡を感じるから。

はい、そうです。
まだ酔っ払ってます。

「オリジナル・スマイル」を思い出したら、もっと酔っ払います。
手をぶんぶんとふって、こわいくらいの一体感を味わって、ああもうだめだいっしょうだめだ、このひとたちから離れられない、と思う気持ちが甦ります。

そういえば、オーラス後にスマ友と飲んだとき「たぶん5万人の中でいちばんしあわせだよ」と言われたっけ。
そのときは「いやいやそんなことは…たぶん60番くらいじゃない?」と答えたけど(なぜ60番?)。

何番目かはわからんけど、しあわせもんだとは思います。(むしろ「おめでたい」というべきかしらん?)

私が巫女化しても笑って一緒にのんでくれる友達がいることを含めて、そしてそれはスマを介して知り合った人たちであり、さらに年月を経てスマ以外でも多くの感情を分け合ってくれる友人になってくれたことを含めて、私はこの上ない幸せ者です、はい。

続く