蜘蛛か不死鳥かそれが問題だ

チリの落盤事故、全員無事救出されて良かった!
発見されるまでの17日間を想像すると、恐ろしくて恐ろしくて…よくぞ皆さん、精神を病まずにいられたと思う。

僅かな食料を分け合って、暑く狭く暗い地下でいつとも知れぬ救出を待つ。
極限と言える状態の中で、規律を保ち希望を失わず理性を手放さずに生きることがどんなに難しいか。

救出までの70日、精神的支柱となり続けたルイス・ウルスアさん。
33人の「最後」を志願して、その通り「しんがり」となった人。

世知辛いこの世の中に、こんな人も「実在」しているんだ…と驚きと喜びが入り混じってしまう。

彼だけではなく、全員が「自分を最後にしてほしい」と言ったらしい。
きっと、そのような高邁な考え方を自然にできるような現場になっていたんだろう。
凡人ならば誰だって本当は我先に助けられたいはずだし、生存本能がある限りその気持ちは「悪」と割り切れるものではない。

ただ、そんな欲望も本能も抑えられるのが真の品格なんだと思う。

芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を思い出す。
全員無事で発見され、その全員が無事帰還できたこと自体が奇跡だが、「フェニックス」(救出用カプセル)が蜘蛛の糸にならなかったことも奇跡的なことなんじゃないだろうか。

智恵と技術を総動員し救出に当たった人たち、祈って待ち続けたご家族、本当に良うございました!

さて。
まったく話が変わるが、舞台K2の補助席前売をなんとか入手しようと朝もはよから頑張った…が、ダメだった。

もうちょっとでも早く並べたら取れたかもしれんのに…出かける直前にハライタってどういう罰ゲーム?(泣)
やっぱり当日券しかないのね、ううっ。

傷心?を録画しておいた1756先生に癒してもらった。
哀愁探偵「イナゴロー」かと本気で思ってたんだけど「イチナナゴーロク」らしい。
ゴロちゃん優しい!(ダイエット企画を番組APに頼むくだりで惚れ直したス巫女)。
そりゃ中居さんもデレ発動するわさ。
(一昨日のストスマレポを読んでぽわ〜んとなっちまった。昨日のキャチスマはヤンキー発動してたようだけど、笑)

唐突に妄想劇場@ス巫女脳内。
もし5人が狭くて暗い地下に閉じ込められたならば…。
(なんでもかんでも妄想してすいません、不謹慎?…いや、それはそれこれはこれってことでお目こぼしを!)

友寄Dあたりに見ていただきたいもんだ〜妄想劇場!