私が巫女さんになっても その29
「MEMORY〜JUNE」ってのは、去年6月に急逝したマイケル・ジャクソンへの想いを歌った曲(作詞作曲N.マッピー=中居さん)。
ソロ曲は毎回、自分で作って自分で演出もするN.マッピー。
ロック調であろうとバラードであろうと、会場が盛り上がる演出をして最終的には自分をオチにして笑わせる展開が大好きなN.マッピー。
今年はどんなソロだろう…とワクワクして臨んだ福岡821。
おったまげました。
CDで聴いた時点で追悼曲だとはわかっていたし、タイトル通り「MJ」に捧げるものだろうと理解もしていたけど、まさかあそこまで…。
あんなものをみせてもらえるとは、本当に想像できなかった。
始まり方はいつも通り、だった。
いや、ソロ全体の流れも言ってみればいつも通りだったのか。
1.スクリーンでふざける。
2.歌が始まる。
3.踊る。
4.歌が終わる(ここでちょっと喋るときもある)。
5.スクリーンでふざける。
1と5は例年通りだった…というべきなのかな。
でも真ん中の、特に3と4の部分がこれまでとは異質だった。
だから初見の福岡では、呆気にとられてぽかーんとしたまま終わってしまいス巫女にはなれどナ巫女にはならず(我ながらややこしやー。福岡でナ巫女化したのはWe are SMAP!のとき。そげなことどーでもよか!)、ただただ‘なんか凄いもんみちゃった…なんだったんだろうあれ?どうすればよかったんだろう?’と間抜けな自問自答をしたままスクリーン映像(5のおふざけマッピー)を見て、ふつうにけらけら笑って次のゴロちゃんソロへとなだれ込んだ感じ。
翌日からどんどんその「なんか凄いもん」が自分の中で膨らんで、「あれ、もういっぺんちゃんとみなきゃ」「色んな雑念を振り払って集中して観なきゃ」ってな具合に日々是スタンバってたわけです。
ちなみに雑念ってのは、そりゃもう色々あるんだけど今回特に邪魔になったのが「空耳アワー」!
ご存知の方もおられましょうが…マイケルのスムース・クリミナル。
この曲、タモリ倶楽部の空耳アワーで二度ほど取り上げられたことがあるんっすよ…。
まずイントロ部分で「パン!」「茶!」「宿直!」ってたたみかける。
で、歌に入ってすぐに「朝からチョット運動!表参道!赤信号!」って、うまいこと…あ〜空耳アワーの映像が浮かぶ…。
まさか自分のタモさん好きが中居ソロの妨げになろうとは(苦笑)。