私が巫女さんになっても その26

(このシリーズは日付トビトビで連載中。その1〜5は9月22日付、その6〜10は9月24日付、その11〜15は9月28日付、その16〜20は9月30日付、その21〜25は10月3日付です。)

主観的には「いよいよ」なんだが、客観的には「いまさら」な話をこれから始めます。
中居さんの今年のソロのお話。

3回参加できた2010スマコンにおいて、3回それぞれにまったく違う感じ方をしたのがこの中居ソロ。

初めて観た福岡821では、心の準備がまるで出来ていなくてボーっとしている間に終わってしまった。
次に観た東京918は、準備万端・環境抜群で恐ろしいところまで飛んでしまい、有らぬものまでみてしまった(気がする)。
オーラスの東京919は、準備万端だったのに環境劣悪で(詳細はその21〜25)、苦い味混じり…。

そんな状態なので、東京918を中心に思い出すことにします。
ちょうど一か月前の、暑い暑い夏の日にワープ!

その日はドラ(息子・仮名)の運動会で、朝5時過ぎからボリューム弁当をせっせと作り張り切って応援。
暑さと睡眠不足(ライブ前日の興奮で眠れず←バカスミ発動)で、食欲のないスミコを尻目にバクバク食べる大将(夫・仮名)とドラ。
声援むなしく?ドラは組み体操以外パッとしなかったが(親の欲目とか一切なしの毒舌母ですまんねドラ)、楽しく参加できて何より…と思うことにする。
楽しく参加といえばスマコンじゃないか!と一人こっそり盛り上がりながら、運動会の閉幕式は大将に任せてとっとと帰宅。

シャワーを浴びて着替えて荷物を整えて、心は飛ぶよ東京ドーム。
心だけ先に行っても体は総武線に揺られること小一時間。

ああこれだ、この人垣、この人いきれ、この熱狂!
水道橋の駅から延々と続く「譲ってください」の列に、いたたまれない思いを抱えながら足早にドームを目指す。

しかし前日だったか、ドームの近くを仕事中に通ったんだけど…と大将からわざわざ電話があったんだっけ。

「前よりチケット欲しいって立ってる人の数が減ったんじゃね?」
「んなこたーないでしょ」
「いーや、前はもっといっぱいいた!人気落ちたんじゃね?」
「んなこたーない!」

あわや喧嘩になりかけた。

翌朝一番、やっぱり凄い人数だったと大将に報告して付け足した。

「私のことはいくら悪くいってもいい。スマのことは悪く言わんといて!」

大将の目がビビっていた(笑)。

その27へ。