殿が良かった話。

ここんとこ、野球の応援で大盛り上がりな大将(夫・仮名)とドラ(息子・仮名)。
そりゃま、リーグ戦では3位だったのにとんとん拍子で日本シリーズに勝ち進み、とうとう日本一に王手までかけてしまったわけだからな…彼らの大好きな千葉ロッテが。
昨日はマリンスタジアムに生観戦に行った大将&ドラ、夢の中でも「ウォォォォ〜、ロッテ!!」状態。

申し訳ないが私はロッテにはそこまで思い入れがない。
ソフトバンクと戦っていたときはソフトバンクの方に肩入れしていたくらい(えっ)。
別に嫌いじゃないんだけど…もともと野球よりサッカーが好きだし、サッカーよりフィギュアスケートが好きなんだよー(ジャンルが違いすぎるけど)。

それなのにそれなのに。
最近ちゃんとフィギュアを見られないんだよー、野球のせいで!(せい、て。)

先週のカナダ杯はなんとかマルス織田(別名・殿)だけは全部通して見たけども。
SPがたいへん良かったね、殿!
今日から中国杯だ、今日は大丈夫だけどきっと明日はTVをロッテファンの二人に占領される…くーっ。

そんなわけでちよしのドラマもまだ全然手をつけられず。
録画してあるからまとめて見ようと思ってるが、改めて10時間超って…が、がんばろう…。

でもでも、やっとこさ「十三人の刺客」は観たぜよ!
文化の日に、舞浜まで行ったのにディズニーランドには見向きもせずにシネマイクスピアリへ直行!
文化の日は大将がドラを連れてチャリで外出してくれたので午後の数時間がフリーになり、そういえば水曜レディースデーじゃん!と出かけたわけで。←ケチ?)

いやはや吾郎ちゃん演じる「殿」が聞きしに勝る暴君で、衝激的なシーンも多く怖いのが全然ダメなスミコは目を覆ってしまった箇所も多々あった。
あんまり酷くて笑っちまった部分もあったけど(恐怖を突き抜けたのかしらん?)
でも全体としては妙にカラっとした空気が漂い、監督がインタビューで仰っていたとおり「後味は悪くない」のが不思議。

ただ、ああいう映画は嫌いな人も多いと思うから万人にお勧めはできない。
私も「好きな映画」とは到底言えない。
でも「忘れられない映画」にはなった気がする。
とにかく、あの吾郎ちゃんは一見の価値あり。
何の説明もないのに、非道な暴君が抱える闇を全身で纏っていた。

いやー惚れ直すわー!
昨日の哀愁探偵うっかり見忘れたけどー!(泣)