再び、大変だった週末 その1

先週土曜日は親戚の告別式で横浜に行った。
折しもAPECとぶつかり、道中は物々しい警備で自動販売機もすべて使えなくなっているような状態。

亡くなったのは義理の叔父なのだが、我が家は親の代からほとんど親戚づきあいというものをしていないので、告別式で初めて顔を合わす親戚ばかりだった。
それでも、去年母が亡くなった時にこの叔父が遠路はるばるお葬式に来てくださったから、やはり私も参列させていただこうと電車でひとり向かったのであった。
ご焼香させていただきそっとお礼を申し上げることができれば…と思っていたが、結局火葬場まで親族として同行することになり、どなたがどなたなのかよくわからない「借りてきた猫」以下の私なのにお骨まで拾って参りました…。

でも、確か30年ほど前に一度会ったことのあるいとこが話しかけてくれて、なんとか‘親族のはしくれ’に変身?できてホッとした。

あの人誰?!と親族や参列者に不審がられ、ひょっとして隠し子?まさか愛人?なんて思われたりして…!などという誠に不謹慎な妄想をちらっとしてしまったけど(バカスミ)、後で喪主(叔父の長男)であるいとこからも「お母さんにそっくりだからすぐにわかりましたよ」と言われ、やはり親戚なのだわ…とくすぐったいような感慨を覚えた。

母のお葬式のときぐらいしかちゃんとお話をしたことがなかった縁の薄い姪であるが、亡くなった叔父も「来てくれたのか」と微笑んで下さったような気がする。
8年前に亡くなった叔母さんと天国でまた睦まじく過ごして下さい。
そしてどうかうちの母とも仲良くして下さいね…。

それにしても長い一日となった。
すっかり暗くなってから帰宅して慌てて洗濯ものを取り込んで、夕飯を大急ぎで作り、食事・片付け・お風呂・サムガ(え?)・Q10(ん?)…寝たのが12時半くらい。

真夜中2時過ぎに不穏な気配で目を覚ます。
ドラ(息子・仮名)が、凄い勢いで吐いている…しかも布団に(泣)。

「ど、どーしたの」
「うげーっ」
「わわわ」
「うげーっ」

布団も毛布もそりゃもう悲惨な有様。
しかし本人が一番悲惨で、トイレにいってもまだ吐いている(泣)。
真夜中に布団・シーツ・毛布・枕などを総とっかえし、吐き気止めの薬を用意し、寝ぼけたままの大将(夫・仮名)に有無を言わさず指図して喚起をさせたりビニール袋を用意させたり(上からスミコ)。

続く