K2のKは「奇跡」と「緊張」の頭文字? その4
事前のカウントと多少のズレはあるだろうと思っていた。
2枚の予定だったが急きょ1枚にした人、突発的な理由で?列を離れた人が数名おられたらしく、キャンセル待ちと言われた集団も微かな希望が出てきた!
当日券も数種類あって、S席A席立ち見席の順番で販売される。
圧倒的に立ち見席が多いのであるが。
立ち見よりキャンセル待ちの若い番号を選ぶ人もいる、という驚愕の事実を目の前で見て心臓がさらにバクバクする。
果たしてスミコの運命やいかに!
(って、もう↓に書いてますがな!でも一筋縄ではなかったの!)
信じられますか?
私の直前、本当にすぐ前の方まで立ち見席を買えたのだ。
つまり、私はキャン待ち一番となった…わけではなく、キャン待ち4番の札を渡されたのである!(泣)
すでに3名が立ち見席よりキャン待ちで良席?の可能性を選んだわけだ…。
キャン待ち8番よりは良いけれど、4番って…び、微妙。
さらにここから1時間以上(開演5分前の13:55まで)宙ぶらりんが続くことにもなり、息が苦しくなってしまった。
キャン待ち5番となった女性と「珈琲でも飲みましょう」と連れだってカフェへ。
もう、やってらんないっすよ。
美味い珈琲プリーズ、っすよ!
引き続き祈りながら、二人でスマ話をする。
こんな場合でもスマ話をすると和む。
スマは地球を救う。
(ような気がする、と二人で共感しさらに和む。)
もし今回のお芝居には本当にとことん縁がなくて観られなかったとしても。
それはそれで仕方ないのだ…とどこかで思いながら、でも諦めることはなく祈りつつ、珈琲を飲み終えて劇場前に戻った。
開演5分前。
芸能関係者がバタバタとチケットを受け取って劇場に入っていくのを複雑な気持ちで眺める。
「それではキャンセル待ちでのチケット販売をいたします」
1番の方。
2番の方。
3番の方。
そこまではスムーズだった。
流れが止まった。
数10秒後に「4番の方」
…かみさま。
そしてさらに数秒後「5番の方」
知り合いになった彼女と二人、言葉もなく手を取り合う。
「本日の当日券販売はここまでとなります」
ぎりっぎりの、ぎりっぎりであった。
…かみさま!
そして私は一階のかなり良席と呼べるであろう場所で観劇することができたのであった。
…かみさま!!
既に涙ぐむスミコ。
(お芝居の感想は改めて書きます)