国会特別参観

今年は「議会開設120年」だそうで、4日5日と国会特別参観があった。
この情報、先月叔父が急逝したおりに会ったいとこから教えてもらったもので(その筋の人なので…ってどの筋じゃ)、調べてみたら誰でも参観できてしかも普通は公開しない場所も見られるというので、家族三人で日曜に出掛けた。

車で近くを通ったことはあるがここまで近づくのは初めての国会議事堂。
目の前で見ると誠に素晴らしき建築美で、晴天の冬空にくっきりと映えて見事だった。

議事堂の中央玄関は皇室の方や来賓、あるいは選挙後に議員が初登院するときに使用するらしく、ここから中に入れること自体が稀有なことだそうで(へー)、心して入場する。

まず中央広間のスケールに圧倒される。
建物内部は重厚で荘厳、一つ一つの部屋や議場には歴史が刻まれており、しかし同時にTV中継などで良く目にする場所も多く不思議な気分に陥る。

窓が多く天井も高く光をうまく取り入れた設計に感じ入り、椅子や時計や肖像画、カーテンやドアや壁の装飾を見ては感嘆の声を上げてしまった。

ひとことでいえば「すげー立派!」

そりゃそうだよな、ここで国の重大事項を話し合い決定するのだから貧相であっていいわけがない、と思う。

思うけどさ。

最近ちょっとヒドすぎないっすかね、ここで会議してる人たち。
いくら箱は立派でも中で働く人たちが貧相じゃしょーがないのよ。

なーんて、胸の奥でこっそり毒づきながら観覧するスミコであった。

それはさておき見学は大変ためになったし楽しかった。
ドラ(息子・仮名)も「おー!このエレベーター凄い!(装飾が)」とか、「ここ見たことある、TVで見るより狭いんだね」とか、「絨毯がふっかふかで歩きやすいー!」とか口々に感想を述べつつデジカメで撮影しまくっておった。
大将(夫・仮名)も「ここで写真撮ったらおれも大臣に見えるだろ?」「れんほーさんとすれ違ったらどうしよう!」なんぞと勘違い発言を連発。

朝早くから来た甲斐あって、スムーズに見学を終えて10時過ぎに外に出ると長蛇の列。
やっぱり早起きは三文の得…と家族三人納得しつつ次なるポイントへ。

といっても、突然思い立って赤坂サカスまで歩いただけだが。
ここでおっきなヤマトを展示してるはず!と張り切って行ったのだが前日(4日)までで終了していた(間抜け!泣)。

まぁ良いお散歩でありました!