1ヶ月

長く長く長く、しかしあっという間の1ヶ月だった。

最初の1週間は緊張のうちに過ぎた。
次の1週間は心身の疲れがMAXになった。
3週目には気分的に少し持ち直してきて日常を取り戻さねばと思った。
4週目、喘息がほぼ治まり強めの余震にも以前よりは身体が震えなくなった。

だけどまだまだ先が長いのだろう。
全国的な復興はもちろん、これからどうなっていくのかという非常にザックリとした不安と共生する日々も、そして足元の色々な問題も。

あれだけの大地震だったのだから、これまで以上の余震があるかもしれない(考えたくはないけれど準備はしておかなきゃならん)。
東北地方の被害に比べれば遥かに軽度(この表現が適切かどうか…)とはいえ、千葉の各地にも様々な爪痕が残ったまま。
原発についてあまりに無知だったので勉強を続け、声をあげ行動していかなくてはと思うし、だけどあらゆることにヒステリックにだけはなりたくない(これは信念)。

この愚日記に書けない内々の問題も同時発生している。

もともと強靭ではない(というよりハッキリと脆弱な)自分の精神を、ちょっとずつでも鍛えなくてはならん。
開き直ればある程度は強いんだけどな。
具体的な精神の鍛え方はよくわからんが栄養補給の仕方は熟知している。

スマに萌えること。
時々はお芝居を観たり友人と飲んだり喋ったりすること。
本を読むこと。
などなど。

昨日は渋谷で「TOP GIRLS」を観た。
ストーリー自体よりも斬新な構成と役者・麻実れいさんの力量に痺れた。
その後数名の友人と飲食。
311以後の話が中心ではあったが、やはり気の合う友達といると和む。
昼間の渋谷は震災などなかったかのようなにぎわいだった。
ひとりひとりの心の内はいろいろなんだろう…とは思った。

夜、照明が以前よりも確かに少なくて「暗い渋谷」を体験し逆にホッとする…というのも変だが、あんな災害のあとに何の変化も感じられないほうが不安にかられるので。

帰宅すると幾つかの問題が起きていた。
焦らずじっくりと向き合うことにする。

追記。
(お芝居の若干なネタばれ含む)

「TOP GIRLS」パンフレットが全額義捐金となります、とのことだったので購入した。
キョンキョンが「一幕前半はマーリーンの脳内会議」と語っているのを読んで膝を打った。
来月は生ゴロちゃんだ!かぶりつきだ!(喜)