つらつら考えた

どうやら私は運動神経だけでなく脳神経も鈍いらしく、突然の出来事にはまず「ぼんやり」する性癖があるようだ。
(いい年した自分のことについて「ようだ」なんて書くところがそもそも鈍い…)

ぼんやりして、それからゆっくりとさまざまな感覚がマーブル模様で広がって、しばらく膨張・拡張・拡散する心を他人事のように眺め、しかるのち「はぁ、そげなふうなんやね(はぁ、そんなふうなのだな)」「ならどげんしようか(それならどうしようか)」「こげんしようかいな(このようにしますか)」となっていく。

頭わるー。
どんくさー。
あほまるだしー。

これでも出産前はバリバリ?働いていたんだがなぁ。
ま、働いているときの反射神経というか判断能力とはまた別な気がする、ということにしておこう。

今日ここで持ち出した「突然の出来事」ってのは、「2011スマさんたちの夏・ヲタたちの夏」についてでありんすよ。

20日に発表された「ファンミーティング」とそれにまつわるエトセトラについて、どう受け止めようかと。

一番最初に頭に浮かんだのは「ファンミーティング」って何?だった。
個人的にはその言葉、韓流スターのイメージしかないんですけど。
そんでもって「皆さんは僕の家族です」という台詞とセットで刷り込まれてるんですけど(脳内でヨン様が微笑む)。

まさかスマが5人でマフラー巻いてあのような微笑みを浮かべ、握手したり写真撮影しちゃったりすんの?(マフラーは巻かないから!)
ううー、イメージできない。

次に考えたのは「じゃあなに?歌ったり踊ったりはないわけ?」ということ。
トークショー
ちょろっとギター弾いたり?(勿論ハニー木村さんが)
もしやア、ア、アカペラとか?(花とか花とか花とか…)

スマコンでのMCコーナーとはまた違う雰囲気だろうし、スマスマのエンディングトークみたいな…?などと想像してみるも、いまいちわからん。
わからんけど多分通常のスマコンよりぐっと「近い」こと、そしてかなり「限定」された人数しか見られないことは想像できた。

そのどちらにも喜びを感じられないヲタ・スミコ。
競争倍率が異常に高くなるであろうことは誰しも歓迎しないだろうけど、スマに近づけるのは嬉しい!という人は多いかもしれん。
だけど私はイヤなのよー。
スマたちを至近距離で観たいとは思う、でも逆はイヤだー。
あっちの姿はまじまじみたい、だけどこっちの姿は「夜目遠目笠の内」にしといてくれ!って気分。

…ってなことを好き勝手に考えたり妄想したりしていたが、しばらくしてさらに厳しい現実がみえてきた。

CDデビュー記念日の9月9日西武園ゆうえんちでの‘ファンミ’は、アルバム購入者の中から一万人限定ご招待とのこと。
これはつまり日本中、世界中のどこからでも参加権があるわけやね。
ただし確率は…アルバム購入枚数が増えれば増えるほど上がるという、ヲタにとっちゃ痛し痒しの(痛し痛しか?)システム。
参加権というか、応募権は全ての人に等しくあるけど当たるのは一万人ポッキリ。
ファンクラブ会員じゃなくっても運さえよければデビュー20周年当日にスマと同じ場所で同じ空気を吸えると。
裏を返せば、どんなに古くからのヲタであろうと運がなければ行けないと。

うーん。

さらにもっと過酷なのは東京以外の‘ファンミ’である。
札幌、名古屋、神戸、福岡の4か所で行われるそれは「地域限定」なのだそうだ。
つまり当該地域のファンクラブ会員にしか応募権がない…らしい。

うーん。

あたしゃ千葉におりますけん。
いくら実家は博多ですばい!と主張しても福岡のイベントには参加できない。
札幌だろうと名古屋だろうと神戸だろうと、参加させてもらえるならどこにでも行きますけん!と訴えても「あんたは千葉もんじゃろうが」と門前払いされるわけやね。

うーん。

それならもう、西武園にかけるしかない。
あーだこーだいってもはじまらねぇ!
だけど当たる気がぜんっぜんしねぇ!

どこぞのアイドル総選挙みたいに何十枚、何百枚もCDを買うツワモノも出てくるのかな、そげなことはあたしゃせんけどね。

ここまで頭を整理したら少しスッキリした。

どんな類のイベントだろうと「2011・スマたちの夏」を目撃したい。
本音を言えば、大きなステージで歌って踊ってキラキラの5人を観たいけど、そして遥かなる宇宙に行きたいけど、今年はいつもとは違うから…それはまた来年以降の「希望」にしよう。

あ、そうか北京に行けばそんな姿が観られるのかしら。

ふん。
行けるわっきゃなかろうが!

北京〜ペキン〜ぺきんに行ったのは〜もう20年以上前のことね〜。
北京ダックが美味しかったのね〜。
るーるるるー(なぜキタキツネを呼ぶのだ)。

そして僕は途方に暮れ…ませんよ、もう途方にはくれません。
デビュー記念日のイベントに行けたら大ラッキー。
行けなかったら…ヲタ友と飲むかなぁ、その日は。

なんにしても、すべてのイベントをDVDにしてほしい(強く希望)。
‘ファンミ’も‘北京’も、勿論裏側(楽屋とか移動中とかリハとか)含めて。
それをまた義捐金にすればいいさ!
そしてそのDVDにこそ「来年のキラキラスマコン応募権」をつければいいさ!
ヲタじゃなきゃ書けない感想つきで出させりゃ、高値で売りとばそうなんていう不届き者には回らんじゃろ、どやさ!

あら、また違った方向に妄想が発展…こんなことしてるから普通の反応ができないぐずでのろまなヲタスミになるんだよ…るーるるるー。

で、昨日また新たに発表された27時間テレビ
会見をことごとく見逃したぐずでのろまなヲタスミだけど(泣)。
でもいいの。
これに関しては全面的にいいのいいの。

とにかくHDD−DVDの整理しておけばいいのいいの…ハッ!
そうか、コピーできないんだっけうちのバルディア…もういいのいいの(泣)。
オンタイムで見てやる!(全部は無理です…)
ダビングできないだけで録画はできるし!(強がり)

被災地でビストロスマップをやるらしいっすね。
二手に分かれるってのは、当然木村・吾郎ペアとしんつよカップルですよね?
オーナーはスタジオなのよね?
(にゃかいさんは個人的にもう4回も被災地で炊き出ししてるもんね、人知れず…いや、限定的には知られてるけどさ。)

5人揃って被災地の皆さんの前に立つのが本当は一番いいと思うけど、バラエティ番組の中で…ということになると制約もあるだろうから、やりやすい方法でいいと思うのよ(なぜ上から目線?)…スマスマ収録の合間を縫って、5人揃ってTV電話で避難所の方々を励ましたりしてるらしいしね、そんな姿を公にはまるで見せないカッコよさったら!もう何度でも言ってやる、あんたらカックイイ!愛してる!

結局、この「わたしはスマを愛している」という強い気持ち(それは終点であり始点でもある)に行き着くのだった、ひひひ。

多分、番組中でミニライブとかも…ないかなぁ、やってほしいな!

今回のことで鬱々としておられるファンの御意見も目にした。
サッパリさばさば割り切っておられる方々も、何が何でもイベント参加!と意気込んでおられる方々も、他の楽しみにシフトしようという方々もおられる。

なんとなく、ぜんぶわかる気がする。
あくまでも「気がする」だけですが。

うすらぼんやりとした平和主義者なもので、最後には「まぁまぁ」となだめたくなる性癖があり、人によってはそんなところがキモチワルイんだろうなぁと思いつつ言ってしまおう。

まぁまぁ。
それぞれに楽しみを見つけるしかなかろうて?

ともかく今は言霊だ、レッツせいぶえんゆうえんち!(黒バラふうに)