17年

昨日は結婚記念日であった。
SINCE1994…17年経ちましたとさ〜。

日曜だってのに大将(夫・仮名)は仕事に出掛け(ちっとも珍しくない休日出勤…)、キリ良く20周年!というわけでもないし今回はスルーかなぁと思っていた。
しかし思ったよりも早く(といっても22時くらい)帰宅した大将は、右手にシャンパン左手に生ハムをぶら下げておった。

巻き爪のためここのところほとんどお酒を飲んでいない私だが、このシャンパンは飲まんわけにはいかんよね(単に飲みたいだけ?)…いそいそとグラスを用意。
別段何を話すわけでもなく「おつかれおつかれ」と言い合って乾杯。

「南極ちゃん、追っかけ再生する?」
「おう、観る観る」(すっかり南極ちゃん呼びのドラマ「南極大陸」…)
「わ、島が出てきた」
「島はヤマト」
「だって島じゃん!この船ヤマトじゃん!」(興奮するスミコ)
「わ、わ、渡瀬恒彦!出てたよな、昔映画に出てたよな!」(興奮する大将)
「出てた出てた凄いねー!あ〜これ鉄平ちゃんだよ、鉄平ちゃん生きてたよ!」
「鉄平じゃないから…」(律義にボケを拾ってくれる大将)
「銀平は誰だろう、堺さん?堺さんはでも大介さんぽいな…敵役!」
「…(華麗なる一族と色々ごっちゃにするスミコに呆れて無視)」
「わ〜これムサカさん出てくるんじゃない?若!って言うんじゃない?」
「…(マニアックすぎてついていけなくなる大将)」
「そんでもってマナちゃんだよ、押さえてるねーTぶーS」
「外さないよーTぶーS!」

こんな具合に茶々いれながら、でもしっかりはまって見てうっかり泣いたり(初回からあんなに泣かされるとは…だからコドモと動物は反則だっ!)、わー泣いちまったと思って大将を見たら大将も涙ぐんでいたり(二人とも涙腺の弱りきった不惑なので)、豪華俳優陣に圧倒されたり(加藤剛を見て「私の二枚目の原風景!」と叫んで大将に「はいはいわかったわかった」とあしらわれた…‘風と雲と虹と’を一度でいいから三谷さんと語り合いたい…)、総合的にたいへん満喫できた南極ちゃん初回であった。

視聴率もかなり良ろしかったようでホッとした。
ドラマの質と数字は必ずしも比例しないが、こと木村さんに関しては数字が気になってしまう。
本当に「風当たりの強い場所」におられる木村さんだ…そこでずっとずっと身体を張っておられることに心からの尊敬を…そして感謝を。

若かりし日に見た映画(南極物語)で大まかなストーリーはわかっているので、この先辛いシーンも多いだろうと容易に予測できるけれども、きっちり見届けさせていただきますぜ若!(若じゃないから…)(セルフつっこみ)

うちのばか…じゃなくて若(またの名をドラ)にも早く見せたいものだ。
ドラはかなりの犬好きで大型犬(姉宅のグレートデンなど)にも動じないタイプだから、きっと相当はまるだろうな…すんごい泣きそうだな…。

そういえば大将に「この主題歌、誰目線か知ってる?」と得意がって訊いてみたら「知ってるよオレ、みゆきから直でメールきてっから!犬だよ犬!」と胸を張られてしまった。
みゆきって…呼び捨てかい。
しかもなんだその直でメールって。
(12月の中島みゆき「夜会」に大将はちゃっかり一人で行くらしい)
(まぁいいけどさ、私もファンパーティ行くからさ)(あくまでも予定だけどさ)

そんなこんなな結婚記念日であった。
悪いわね〜ありがとね〜これからもよろしくね〜(パフィ?)