911

今日は9月11日。
あの震災から1年半。
同時多発テロから11年。

福岡に引越してきてちょうど一ヶ月、まだまだバタついている毎日の中でひとつだけ強く実感していることがある。
それは地震が全然ないこと。

千葉では余震は本当に日常茶飯事で、大きな揺れでなくともその都度ビクッと身体が震えていた。
速報のテロップで福島の文字をみるとさらに身体が震えた。

もうこれ以上、地震津波原発事故による被害が増えませんように。
それは地続きの実感を伴う切実な日々の祈りであった。

その気持ちが変化したわけではない。
ただ「揺れない」大地に一ヶ月暮らしていると、凝り固まっていた身体がほぐれていくのがわかる。
福岡でも7年前に大きな地震はあったのだし、これからだっていつどこでどんな天災がおきるかは誰にもわからない。
気持ちまで緩んではいけないと思う。

揺れなくても、放射能汚染の心配が少々薄れても、意識の根っこにあの日を持ち続けること。

今でも毎週必ず番組内で被災地支援を呼び掛けているスマの姿をみるたびにハッとする。

スマコン狂乱日記?を書きなぐる日々でも、忘れちゃいかんもんはいかん。