イチゴパックという名の嫌がらせ

ドラの入園がいよいよ近づいてきた。
昔から何事もグズでのろまな亀の私はここ数日入園準備に追われまくっている。
なにしろ「全てお母様の手作りで!」という方針(聞いてねーよーっ!!泣!!)のN幼稚園、絵本バッグ・上履き入れはもちろんのこと防災頭巾カバーなんつぅものも作らされるのだ…母親だからって全員が裁縫得意ってわけじゃないと思うのよ…いやまぁ、ここまではしょーがなしとする。
持ち物のひとつひとつに名前やかけひもを縫い付けたり、粘土盤やへらには「プラスチックは消えやすいのでくぎやナイフなどで彫りを入れその上から油性マジックで記名をしてください」なんていう細かい指定もやむなしとしよう。

しかし私にはどうしても理解できないものがひとつある。
それは「イチゴパックの小物入れ」というシロモノ。
イチゴパックってのはあれですよ、ばりばり音が鳴る透明ビニールの、あれ。
でも厳密に言えばあれじゃない…スーパーで買ってくるものよりもやや分厚いイチゴパックが2つ、N幼稚園から入園準備品として渡されてあったのだ。
その2つの間に布を隙間なくはさんで、ふちをリボン等で包み込んで糸でかがって作るようにと注意書がついている。
まず、そのような小物入れを作ることに面喰った。
100円ショップとかで売っているようなものじゃなんでアカンのだ?
しかも家にあるビニールパックを再利用するのではなく指定のイチゴパックって。
で、この「ふちをかがる」という作業が非常に辛い!
いえそりゃ、私が不器用だからなんですけど…ぶちぶちぶち…。
結構カタイんですよ、透明ビニール二枚分+布きれ+リボンの厚みって。
こりゃ嫌がらせなのかい?っていうくらいに。
文句を言いつつ苦心して作ってみたものの、指先に負傷したうえ出来あがりもあまりパッとせず…ああ哀しい。

こんな毎日でありまして、砂の器最終回感想を放置したままざんす。
しかし、ひとことだけ。
一度だけリピートして観た最終回は「出家とその弟子」を思い起こさせるものだった。
切ないシーンではあったが、やはり最後のシーンには救いが在ったと私は思うのであります。

最初からちゃんと見なおしたい気持ちは山々なれど、すべては入園式が済んでからだー!
がんばれダメ母〜!(自分にエール…なんか空しい、ハハハ。)